去年から流行している「抜き襟」
初めて知ったのは、内田有紀がシャツの襟を抜いて着ていた、GUのCMだったかな。
一時的な流行りかと思っていたら、意外にも根強く続いてます。
*そもそも、抜き襟って
着物の着こなし方の「抜き襟」を、洋服にも取り入れたんですよね。
でも、あくまでも着物の場合は、品よく、うなじが美しく見えるよう、絶妙な塩梅で抜いてるわけです。
あえて襟を大きく抜くのは、水商売の世界でも年配のママの一部か、色気だけで売ってるお姉さんくらいです。
一般的に、着物の襟を大きく抜く人なんていません。
だって、品がありませんから。
*洋服の抜き襟ってどう?
若い人が流行に乗って、ちょっと不思議なファッションをするのは、自己表現の一環と考えて、勢いもあるしいいと思います。
40代でも、着物と同じように品よく少し抜く程度なら「あり」だと思います。
でも、無理して取り入れるような流行ではないな~と思ってました。
40代になったら、流行もちゃんと取捨選択しないといけないと思うんです。
「抜き襟」は”取”じゃなくて、どちらかというと”捨”じゃないでしょうか。
流行に違和感を持つようになったら、”おばさん”になった証拠らしいですが、50歳を目前にした”おばさん”だという自覚はあるので、あくまでも個人的な意見です。
でも、シャツの襟を後ろにグッと下げたら、肩のラインは歪むし、背中ばかりおかしな感じに膨らむし、前から見た襟は変な風に詰まるし、冷静に観察したらやっぱり”変”なんですよね(^^;)
着るだけで、抜き襟風にオシャレに着こなせる、というユニクロのスキッパーシャツくらいならOKかな。
*50代を迎えるにあたって
流行を否定しているわけではありません。
40代以降は、キチンと見える服しか着ちゃいけない!なんて微塵も思っていません。
ワイドパンツやライダースジャケットを、素敵に着こなしてる40代や50代はたくさんいるし。
ただ、これから50代を迎えるにあたって、安易に流行を取り入れるのは止めようと思いました。
鏡に映る自分を冷静に見て「流行だから、こんなもんでしょ」と妥協するんじゃなく、本当に素敵だと思ってる?似合ってる?と自問自答して、自信をもってYES!と言えるものだけを取り入れようと思います。
そうすれば、若作りの痛いおばさんにはならない!と信じてます(*^^)v
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