上野の東京都美術館へ行ってきました。
「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」で来日している「叫び」を見たかったので…
*「叫び」はいくつもあるらしい…
「叫び」は複数描かれていて、今回初来日したのは、ムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の「叫び」だそうです。
…と聞いても、よく分からなかった私。
そもそも「ムンクの叫び」という題名の絵で、描いた人は誰?とか言ってたくらいですから…( ̄▽ ̄;)
でも、誰もが知っている有名な絵、実物が見られるのなら、ぜひともこの目で見てみたい!と思ったわけです。
*ミュージアムでの写真(ブログ村テーマ)
*有名な絵の「本物」で衝撃を受けた経験
これまでも、有名な絵の「本物」が来日したときは、興味があれば見に行ってました。
いつも、それなりに「ほぉ~」と感動するものの、あまり記憶には残らず…
でも、2012年「メトロポリタン美術館展」で受けた衝撃は今でも鮮明に覚えています。
初来日した、ゴッホの「糸杉」を見たときです。
チケットにも確か糸杉が印刷されてましたが、別に何とも思わなかったのに…
実物を前にしたら、あまりの禍々しさに恐怖を覚えるほど、すごい負のオーラを感じるのに目が離せない。
絵の前から動けない、こんな気持ちになったのは初めてです。
ゴッホって自分で自分の耳を切っちゃった人だよね、くらいの知識しかない人間に、これだけの衝撃を与えるんだから、これこそ「本物」なんだな…と思いました。
だからといって、その絵を自分の家に飾りたいかと言われたら、絶対に嫌です(^^;)
本当に怖かったんですよ。
ムンクの「叫び」も、テレビの画面や美術の教科書などで見る限り、同じような衝撃を受けられるんじゃないかな…と期待していました。
*ムンクの「叫び」を見て
正直、ムンクの魂の「叫び」には、ちっとも共鳴しませんでした( ̄▽ ̄;)
へぇ~、これが本物の「叫び」かぁ~、程度です(^^;)
叫んでいる人は不気味ではありますが、不気味なものを描いているのに迫ってくるものがなくて…
「糸杉」は杉の木を描いているのに、自然の風景のはずなのに、何かが迫ってくるようで怖かったのに。
それに、最初の「叫び」が売れたから、同じような「叫び」を描いたとか、リトグラフを学んでたくさん作成できるようにしたとか、売る気満々な感じがちょっと…
いや、絵を売ったらいけないってことではないんですよ。
うまく言えないんですけれど、すごい絵を描く”天才”と言われる人は、少なからず精神を病んでしまっているイメージがあるんです。
普通の人には見えないものが見えるから、すごい絵が描けるんだけれど、見えすぎて病んでしまう…というような。
ムンクも、徐々に雰囲気が独特になってきて、だんだん精神を病んでいき「叫び」が生まれた…って感じなのに、その「叫び」を量産するとか、なんか違う…
あくまで、個人的な感想です!!
「ムンクの叫び」って誰が描いたの?とか言ってる、ど素人の見解ですので( ̄▽ ̄;)
*ムンクの絵は好きではないな…
結論、私はムンクの絵は好きじゃない(^^;)
でも、本とかテレビとかで見ただけで、ムンクは好きじゃない~とか言ってたら、本物を見たこともないくせに!って言われたら”ギャフン!”です。
これで胸を張って、好きじゃない!って言えます!?
ただ、「太陽」は素敵でした。
近くで見ると、適当に色を乗せてるように見えるのに、ちょっと離れると太陽がすごくまぶしくて…
ポストカードなどでは分からない「本物」ならではの迫力だと思いました。
それから、マドンナと吸血鬼が両面に彫られた石板は、すごくいいモノを見た!という気持ちになりました。オススメです(*^^)v
*東京都美術館の混雑状況
土曜日の15時くらいに着いたら、10分待ちの入場制限をしていました。
入場券販売窓口も結構並んでいたので、ローソンなどで事前にチケットを購入して行ったほうがいいと思います。
美術館の横の大きなイチョウが、真っ黄色で立派でした(*^-^*)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました(*^-^*)
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