どうしても断捨離できないものが、あります。
保管するのに大きなスペースが必要だし、全然使ってないんですけど…
*どうしても断捨離できないもの
保管に気を使うし、場所も取る。
それは…
桐ダンス…じゃなくて、その中身です。
自分で着ることもできないのに、たくさんの「着物」が。
これは大島紬ですが、染めも織りも本当に素敵でうっとりします。
伝統工芸、日本の職人技という言葉に弱いんです(^_^;)
奄美大島に行って、大島紬を作っているところを実際に見てみたいというのは、死ぬまでにやりたいことの1つです。
*持ってる着物の数と価値
10月~5月の長い期間着る「袷(あわせ)」が8枚、
6月と9月の暑い時期に着る「単衣(ひとえ)」が4枚、
7月、8月の最も暑い時期に着る「薄物(うすもの)」が2枚、
で、合計14枚。
タンスの上には、帯揚げ帯締め、肌襦袢などの小物と、着物を干すときに使う専用のハンガーが置きっぱなしになってます。
これ以外に、小さな桐の収納ケースに帯が入ってます。
着物も帯もそれなりに上質なもので、上の写真の大島紬は、有名な伝統工芸士が染めたとかで反物の定価は100万円以上でした。
が、購入額は5万円弱。
そのほかにも有名な作家ものや結城紬、塩沢紬など、定価はかなり高いものもありますが、購入価格はどれも1万円前後。
新古品の反物や状態のよい中古をオークションで買って、私のサイズに仕立て直してもらいました。
お仕立て代がだいたい2~3万円くらいなので、1番高価な大島紬が7、8万円ですね。
着物の購入を考えている方、デパートで1枚買う値段で10枚買えるこの方法、オススメですよ(*^^)v
そうは言っても、格安で買ったとはいえ、かなりのお金をつぎ込んでる!?
最後に買ったのは10年以上前ですが、少しずつ買い足していたら、いつの間にかこんな数になってました(-_-;)
でも、デパートや呉服屋さんで同じものを揃えたら、ゼロが1つ多いくらいじゃ足りません。
着物の定価って不思議ですよね。
状態もいいし、専門の買い取り業者に頼めば、買った金額の10分の1くらいは回収できるかな…
*でも手放せない!なぜかというと…
こんまり風に言えば、”ときめく”から。
どれもこれも、すっごくときめくんです。
年に1回陰干しをするために出すのですが、眺めていると楽しくて楽しくて。
流行の変化の激しい洋服と違って、着物はいつの時代も何歳になっても着ることができますし、そのような色、柄、質のものを買いました。
私は背が高く手も長いので、普通の仕立て上がりの着物ではサイズが合いません。
ここにあるものは全部、反物を目一杯使って最大に作ってもらった、私の体型に合ったものです。
そして私の憧れというか目標として、着物を着こなすおばあちゃんになりたいと思っているので、そのための指針でもあります。
(おばあちゃんになる前に、まずは着付けを習わないといけませんが…)
なので、今後ミニマリストになったとしても、着物はずっと取っておくと思います。
*断捨離しないと決めた趣味のものを残すためには…
断捨離はしないと決めました。
でも、これはマズイです。
桐ダンスは滅多に開けないので、ついつい周りにモノを置いてしまって…
生活に必要のない、なくても困らないようなものを残しておきたければ、他の場所をきちんと片付け、収納場所を確保しないといけません。
そして、見るだけで気分が上がるものなんですから、いつでも引っ張り出して好きなだけ眺められるような状況にしておかないと。
実用的ではない着物を置きっ放しにしても、わが家には文句を言う人はいません。
でもなんとなく、場所を取るものを断捨離できないことによる罪悪感があるんです(^_^;)
コレクションしている大好きなものは、無理に断捨離する必要はないと思います。
でも、自分も家族も納得させるために、他の場所はキレイにしないと…
家全体がキレイに片付いていれば、個人的な趣味のものに場所を取っていても、誰にも文句を言わせない!と胸を張っていられますから(*^^)v
今年こそ、片付けよう…(^_^;)