6年前にマイホームを手に入れました。
40代で35年ローンって…と一抹の不安はありましたが、なんとか借りることができてヨカッタ…
もう大変だったんです。
何が大変って、住宅ローンの審査に通らない!
*住宅ローンに落ちた理由は…
遡ることさらに2年前、住宅ローンの事前審査に落ちマイホームを諦めた経験あり。
ダメだったのは、みずほ銀行とSBI銀行のフラット35の2つです。
当時の私の状況から考えて、思いつく原因はこんな感じでした。
・正社員だけれど、“超”零細企業で、しかもまだ勤続2年目。
・それ以前は収入が非常に少なく、納税実績がなかった。(非課税だった)
・銀行のカードローンを毎月利用していた。
・クレジットカードのリボ払いも利用していた。
・カードの支払いに何度か遅れ、督促電話が来たこともある。
フラット35は勤続年数や勤務先に厳しくないのがウリのはずなので、クレジットカードの利用に問題があるのかな…
ほんの数百円、数千円でも、支払いを忘れて一定期間経過すると、支払い滞納の金融事故になるそうです。
このとき、不動産屋さんに聞いた、実際にあったという話…
年収800万円、1部上場の有名企業に勤続10年以上の男性。
自己資金も1,000万円あり、楽勝♪と思っていたら、なんと全滅。
訳も分からず、いろいろ調べたら、こんな理由が…
数年前に入会したスポーツジムで提携クレジットカードを作り、会費をカード払いにしていました。
登録は当時住んでいた実家の住所。
その後、転勤で実家から遠く離れて暮らすことになり、ジムを退会。
月会費などはきちんと清算しましたが、カードは住所変更もせず放置。
ところが、ジムを辞めたとき、すでに次の年会費が発生していて、翌月請求。
住所変更をしていないので、実家に請求書が届いていたそうなんですが、
親は、重要なものだとは思わず、帰省したときに渡せばいいわ、と放置。
ローンに落ちた理由がコレだと気付いたときには、すでに1年経過していて、
支払い滞納の金融事故になってたそうです。
その金額は、たった1,200円。
すぐに支払いを済ませたそうですが、事故情報は1年程度残ってしまうので、しばらく家を買えない可能性大…
クレジットカードをたくさん持ってる人は、要注意です!
もしかして、私も何か払い忘れていて金融事故になってる?
督促電話がきた経験ありなので、ブラックリストに 載っているのかも?と、自分の信用情報を調べてみることにしました。
*自分の信用情報を調べる方法
信用情報を扱っている機関は、3か所あります。
それぞれ、持っている情報が若干違うので、自分が欲しい情報を扱っている機関に請求すればOK。
もちろん、3か所全部に請求することも可能です。
金融機関も、融資やクレジットカードの申し込みがあると、ここで申込者の情報を確認するそうです。
*CIC クレジットカードの延滞情報。
窓口直接か郵送での手続きの他、PCや携帯からも開示可能。
*JICC 信販、消費者金融、流通系、銀行系、メーカー系のカード会社、金融機関、リース会社、保証会社などの延滞情報。
窓口直接や郵送での手続きのほか、携帯での開示可能。
*JBA 銀行、信用金庫、農協などの金融機関での事故情報。
郵送のみ。※どれも手数料は1,000円(税込)です。
私は、銀行系とメーカー系のカードしか持ってなかったので、JICCに請求しました。
申込書をダウンロードして記入し、1,000円の郵便小為替を入れて郵送。
1週間もかからず、すぐに封筒が届きました。
↑これです。
6枚の紙が入っていました。
内容は、「ファイルD」「ファイルM」「照会記録開示書」の3種類の報告書です。
*信用情報の見方
「ファイルD」は、借入情報を主とした報告書。
この情報は毎日、新規登録と更新が行われているそうです。
この表から分かることは…
・契約している貸金業者名
・契約日
・借入残高
・入金予定日
1番気になる「自分がブラックリストに載っているかどうか」は、この紙の1番右「異参サ内容/異参サ発生日」をチェック!
「異参サ」とは、異動参考情報とサービス情報の略で、支払遅延や債務整理など、どのような内容が発生したのか、それがいつ発生したのか(日付)が登録されるそうです。
この「異参サ内容/異参サ発生日」に情報が登録されると、「ブラックリストに載った」ということになるそうです。
ここが空欄ならば、ブラックリストには載っていません。
*ブラックリストに載ってしまう原因
逆に、ブラックリストに載るのはどんな場合かというと、まずは「延滞」
でも、1日2日遅れても信用情報には登録されません。
JICCに登録される「延滞」とは、3ヶ月以上入金が遅れた場合。
支払いが済めば「延滞解消」の情報が入金日とともに登録され、この情報は解消日から1年以内で消えるそうです。
ずっと支払いされず、貸金業者から契約者に対して、強制執行や支払い督促などの法的手続きを行った場合には「債権回収」
自分で債務整理などの法的手続きを取った時には「債務整理」(任意整理、特定調停、破産申立など)
保証会社が契約者に代わって返済をした場合には、「保証履行」「保証契約弁済」
…と登録されるそうです。
この3項目の登録期間は、発生日から5年を超えない期間となっているので、5年たてば信用情報から消えるということでしょう。
*短期間に住宅ローンに申し込むのは2、3個までと言われる理由
「ファイルM」には、自分の信用情報に照会をかけてきた会社、日時、その目的が記録されています。
この照会目的は次の3つ。
契約照会…新規に申込みを行ったときの与信判断をする
途上管理照会…契約中で実借入が発生する前の顧客に対する返済能力の調査
債権管理照会…実借入発生後の顧客への返済能力を調査
この記録は、照会日当日を含めて6ヶ月間保存されるそうです。
つまり、キャッシングやクレジットカード、ローンに申し込むと、必ず「契約照会」が行われ6ヶ月間記録として残るのです。
住宅ローンにいくつも申込むと、ここに申し込んだ金融機関名が全部掲載されます。
ということは、「こんなに申し込んでるのに、どこも通ってないのか… じゃあうちも止めておこう」なんて、判断材料になってしまう可能性があるのです。
事前審査に落ちたからといって、短期間に何か所も住宅ローンに申込むのは止めましょう、といわれるのは、このせいです。
*結局、住宅ローンに落ちた原因は?
私の信用情報には、とくに悪いところはありませんでした。
住宅ローンに落ちたのは、信用情報以外に理由が?
課税証明書が出せなかったことと、勤続2年がダメだったのかな。
結局、8年前に住宅ローンの事前審査に落ちた理由は分かりませんでした。
なので、逆に6年前に住宅ローン審査に通った理由を探しました。
それについては、長くなったので明日書きます(^^)/
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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