付き合い始めて1年くらいで結婚の話になり、元夫の家にご挨拶に行くことに。
初めてご両親にお会いするので、最初になんて言おうかと頭の中で考えながら、すごく緊張してました。
でも、そんな緊張は必要なかったんです…
*元夫の両親との初対面
部屋に通され、目の前に登場した威圧感のあるちょっと怖そうなお父様。
シミュレーションしていた通りにご挨拶をしようとした瞬間、初対面の私に言ったのは…
「明日の午後3時に、ここへ行きなさい」
挨拶の言葉が空振りして口をぽかんと開けたまま、住所と電話番号の書かれたメモを受け取りました。
え!?ここには何があるんですか?と聞いても、
「話は、そこに行ってからだ」
*自己紹介の前に最初のミッション
家を出てから、この住所は何?と彼に聞くと…
「本当は1年先まで予約でいっぱいなのに、父親の頼みだから無理に時間を作ってくれたんだ。30分前には着くようにちゃんと行けよ!」
…って、だから何なの?
いや、そもそも私に用事があったらどうするの?と言うと、
「そんなの、こっちが優先に決まってるだろ」
と当然のような顔。
あれ、何かおかしい?
元夫に対して、最初に疑問を感じた場面でした。
とりあえず、翌日、言われた通りメモの場所へ行くことに。
大きなターミナル駅から徒歩15分くらい、大きいけれどかなり古いマンションの1室。
中は待合室のようになっていて、5、6人の人がいました。
どうやら15分単位で予約されてるみたいで、みんなかなり早めに到着して待機してるもよう。
私も30分前に到着したので、しばらく待っていると名前を呼ばれました。
促されるまま、ドアの向こう側へ行くと…
*1年先まで予約でいっぱい?その正体は…
そこにいたのは、やたら大きな石のついた指輪をしてる年配の女性。
「ふーん、あなたがねぇ…あの坊ちゃんのお相手だから慎重に見ないとね」
と言いながら、年季の入った分厚い本をめくり始めました。
鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた私に
「細木数子って知ってる?」
と聞いたその女性。
当時、すごく人気があったのでもちろん知ってます。
すると
「あれは私の弟子だから」
そう、この人は占い師でした。
彼女いわく、細木数子は、免許皆伝する前に門外不出の教本?を持って自分の元から飛び出して、勝手にテレビに出始めた。
半分は適当なことを言ってるから、信じない方がいいわよ、とのこと。
占いは嫌いじゃなかったので、そんなすごい人が見てくれるなんて楽しみ♪とお気楽に思っていたら…
*占いで明かされた!私の結婚の未来
その女性の口から、次から次へと耳を疑うような言葉が。
私が聞かされた2人の未来は、こんな感じでした…
***
彼があなたを必要とするのは、12年のうち3年だけ。
あなたは彼にとって「毛布」と同じ存在。
今の彼は真冬の状態だから、暖かそうな毛布を心から必要としてるけど、真夏になったらどう?
毛布なんて見るのも嫌でしょ?
そういうこと。
でも彼に必要とされない、あなたを見るのも嫌だという9年間も、あなたは決して騒いじゃダメ。
おとなしく、彼の目になるべく入らないよう過ごすこと。
だからって、仕事なんてしちゃダメよ。
黒子になったつもりで、100%、彼のためだけに尽くしなさい。
そうすればまた3年間、あなたは彼に必要とされるから。
***
なんか他にもいろいろ言われたのですが「真夏の毛布」が強烈すぎて、ほとんど覚えてません( ̄▽ ̄;)
3年間は私を見てくれる、でもその後9年間は見るのも嫌な存在になるので、存在を消してとにかく尽くす、するとまた3年間こちらを向いてもらえる…?
なんだそれ、その結婚生活、私は幸せなの?
15分くらい一方的に話をして終わり。
終わった後、彼に報告しようと電話をかけると、
「すごい先生だったろ?普通の人は見てもらうのさえ難しいらしいから、父親に感謝しろよ」
*すごい占い師、15分の驚きの鑑定料
そういえば、お金を払ってない!と言うと、お父様が事前に払ってくれたとのことでした。
今度会った時に支払おうと金額を聞くと…
「本当は15分で3万だけど、無理を言ってお願いしたから10万くらい払ったと思うよ。おまえに払えるの?」
10万円!?(◎_◎;)
「父親にとっては”はした金”だけど、おまえには払えないだろ? おとなしくありがとうって言ってればいいんだよ」
あ、ありがとうございます。
…って、たった15分間、一方的にボロクソ言われただけで、10万円!?
通常価格の3万だって払いたくないわ!
この診断結果は占い師から直接お父様に伝わったらしく、その後、私への風当たりは良くなかったです。
自分の目で相手を知ろうともせず、占い師の診断を信じるって…
この時点で結婚を思いとどまれば良かったなと、今は思います。
こんな元義父なので、その後もいろいろ問題がありました。
結婚式で起こった事件?については、また明日書きます(^^;)
あ!でも、3年弱で離婚の話になって別居したんだ!
もしかして、自称・細木数子の師匠、本当に当たるのかも…
他に言われたことも、ちゃんと覚えておけば良かった〜(^_^;)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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