「実録・ネタのような結婚と離婚」シリーズ、今回は結婚式の準備編です(^^;)
結婚式へのこだわりは、どちらかと言うと少ないほうだったと思います。
それでも20代の頃は、ちょっとは夢や憧れがありましたけど。
でも、結婚式や披露宴に関するものの決定権は、私にはありませんでした…
*私の希望はオール却下
結婚式に強いこだわりはないとは言っても、海の見える教会で式が出来たら素敵だなぁ〜くらいの淡い夢はありました(^▽^;)
ですが却下…というより聞く耳持たず。
元夫はいわゆる社長の息子だったので、義父いわく
「結婚披露宴は2人のためにあるんじゃない、会社として跡取りの披露をするための場所だ」
とのことで、決定権はほぼすべて義父が握っていたんです。
それでも最後の望みをかけて、狙っていた会場がありました。
*結婚披露宴の招待者数
披露宴会場を決めるにあたって、まず必要なのが人数。
招待者数によって、大きく変わってくるからです。
ひそかに憧れていた会場は、収容人数が最高120人くらいでした。
私が招待する予定だったのは親族、友人、全部で30人弱。
あちらは何人くらいかな、さすがに100人はいかないよね、だったらダメ元で希望を言ってみよう♪
…なんて淡い期待も、130人!という答えに虚しく打ち砕かれたのでした( ̄▽ ̄;)
*料理も引き出物も席次表も…
それでも、「海が見える会場」というたった1つの夢が諦めきれず、160人収容可能な会場を探し、なんとか1ヶ所発見!
海は海でも東京湾ですが…( ̄▽ ̄;)
恐る恐る聞いてみたら、なんとOK!
自分の結婚式で勝ち取った、たった1つの希望でした(^_^)
ドレスは渡されたものを着て、それでいいんじゃない?と即決だったので、お色直しのカラードレスなんて1つしか試着しませんでした。
料理も引き出物も、元夫と義父で決定。
ドレスにタキシードなのに、義父が必要だというので、入口には金屏風。
ウェディングケーキも装花も、いつの間にか決まっていました。
出来上がった席次表を見たら、どこぞの会社のお偉いさんだの、国会議員だの、スポーツ選手だのがズラーッと…
でも一流な感じではなく、そういえば名前を聞いたことあるかな~くらいの微妙な人ばかり…
それを、「どうだ、すごいだろ!」と超自慢げに見せる義父と元夫に、苦笑いしかできませんでした。
こうなったら、もう全部お任せ!と開き直ったので、楽と言えば楽でしたが…
*お支払いは、現金一括!でも驚きの光景が…
これだけの人数で、食事も1番いいコースにして、そりゃ見積りはすごい金額になってました。
私の希望ではないのに1人当たりの値段が想像以上に高額になったけど、私の支払いはどうなるんだろう…と一抹の不安。
後日、私側の招待する人数分、きっちり請求されました( ̄▽ ̄;)
お支払いの日。
お義父様、運転手付きの高級車で登場。
ホテル側も、なんだかお偉いさんが対応するらしく、いつも担当してくれてる人が緊張しまくってました(^_^;)
フカフカのソファとシャンデリアのある豪華な部屋に通され、いよいよお支払いという段に。
スマートにブラックカードとか出すのかな、と思ったら、なんとアタッシュケースから出てきたのは、帯封付きのたくさんの札束!
おお~と思ったのも束の間、なんか帯封が変…!?
どこの銀行のだろうと、さりげなくガン見したら、驚きの文字が…
JRA!??
JRAって、競馬のJRAですよ?
いやいや、競馬好きで毎週競馬場に行ってるって聞いてますけど、息子の結婚式の代金の支払いに、それ使うか!?
さすが、賭け事もお強いんですね、なんて変なお世辞言われてるし。
息子は息子で、「そうなんですよ~、父はすごい強運の持ち主で…」とか訳分からないことをドヤ顔で言ってるし。
庶民とは感覚が違うんだ、理解できなくて当たり前なんだ、と言い聞かせてました(^^;)
で、結婚式当日はどうなったのかというと…
当然、万事滞りなく、とはいくわけもなく…
長くなってしまったので、続きは明日書きます(^▽^;)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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