「実録・ネタのような結婚と離婚」シリーズ、今回は披露宴当日編です(^^;)
本当にお祝いしてくれていたのは、私の友人と親戚だけだったかも…
どんな結婚式だったかというと…
*結婚披露宴の出し物は?
披露宴では、友人代表のスピーチとか歌とか、何かしら出し物がありますよね。
それを、ギリギリまで決めさせてもらえませんでした。
元義父の仕事関係の方々や政治家の先生方とかの予定が決まってから、時間が余れば何かやっても良い、という感じです。
結局、私側は1組分だけ時間がもらえたので、2週間前に友人にスピーチをお願いしました。
「新郎新婦の会社の上司」という立場でスピーチをしてくれた人は、1度も直接お世話になったことのない、かなり偉い人。
私たちのことなんて知らないでしょ、大丈夫?
*知らない人たちからの祝福のスピーチ
1度も話したことのない会社のお偉いさん。
もちろん、私のことなんて知りません。
でも、何も問題なかったんです。
なぜなら、元義父を褒めたたえ、ヨイショするだけの内容でしたから。
かろうじて導入部分だけは、新郎新婦の名前を呼んでからのご結婚おめでとうございます…というお決まりのセリフで始まりましたけど。
そのときにチラッと一瞬コチラを見るだけで、あとはずっと義父のほうを向いて話す、なんだこれ?なスピーチが延々と続きました(-_-;)
*仲人は私の情報を知らないまま…
仲人さんは、1度会ったことがあるのでギリ知ってる人?
元義父が仲良くしているという、どっかの社長さんでした。
昔からの付き合いのようなので、新郎のことはよく知ってましたが、私の情報はほとんどないはず…
当日、仲人が新郎新婦の生い立ちや馴れ初めを紹介したのですが、私の話の短いこと短いこと( ̄▽ ̄;)
そりゃ、よく知らない新婦ですからね…
高校名や大学名も言わず、大学を卒業後、この会社へ入社し新郎と出会いました、以上!みたいな。
しかもこの仲人、私の名前を間違えたんです。
私の名前に“子”は付かないのに、ずっと「茉季子さん」って呼ぶもんですから、笑顔も引きつりましたよ。
ま、新郎側は誰も気づいてなかったようですけど…(-_-;)
かたや新郎は、高校は所在地から、大学は学部学科名、さらには所属していたサークル名まで紹介し、その大学を非常に優秀な成績で卒業したと言ってました。
都内にあるのですが、正直、東京の人でもあまり知らないのでは?という大学です。
私も最初は、そんな大学あったっけ?って感じでした。
しかも、その大学に一浪なのに無試験の推薦で入ったんですよ。
今みたいに、AO入試などない時代です。
それって、もしかして…!?💰
それに比べて私の出身大学は、ずっと知名度があります。
なので、仲人は口が裂けても言いませんでした。
最初から最後まで、私を褒める言葉は、かたくなに言いませんでした。
いや、別に褒めて欲しいわけではありません。
学校名だって、言う必要は全然ありません。
ただ、バランスがあると思うんですよね。
新郎側で話題にするなら、新婦側も同じ話をするとか…
いやいや、自分の結婚披露宴で、ここまで無視されるとは思いませんでした。
*誰のための結婚披露宴だったのか…
結局、最初から最後まで、誰もかれも元義父へのヨイショばかり。
元夫もさすがに頭にくるかと思ったら、さすが僕のお父さん!みたいな顔で喜んでるし( ̄▽ ̄;)
私がうれしかったのは、私の友人のスピーチのみです。
あとは、話の内容なんてこれっぽっちも覚えてません。
作り笑顔をするだけの長い時間でした。
あんな披露宴、2度とやりたくありません。
って、やりたくても、なかなか経験できるものでもないですね…
珍しい経験ができたってことで、ネタにはなってます。
あの披露宴はひどかったよね〜料理は美味しかったけど、って(^▽^;)
後日談として、スピーチしてくれた政治家の先生は、収賄だか何かで逮捕されました。
でも、ほとんどニュースにもなりませんでした( ̄▽ ̄;)
さて、次は新婚旅行の話にしようかな、それとも新居を決めたときの話にしようかな…(^^;)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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