「実録・ネタのような結婚と離婚」シリーズ、今回の話は、新婚旅行を予約するために出された条件と、旅行中の出来事です。
ミッションをすべてクリアしてなんとか予約した新婚旅行、そこで私の身に起きたこととは…
*新婚旅行、行き先は決定済み?
結婚式と披露宴は、ほとんど義父と元夫が手配してくれたおかげで?、私は楽ちんでした(^_^;)
その間、私には別のミッションが出されていたんです。
それは、新婚旅行の予約。
条件がいろいろ挙げられ、すべてを満たしたツアーを探さなければいけませんでした。
その条件とは、行き先はハワイ、日数は5泊7日、飛行機はJAL、泊まるのは有名な高級ホテル…
いやいや、行き先は決定事項!?
私の希望は聞いてもくれませんでした。
しかも、
「ツアー料金の俺の分は、叔父さんにもらって預けてあるお金を使っていいから後はよろしく。現地での支払いは俺がするから」
預けてあるお金って、5万円ですけど…
なるべくお得なツアーを一生懸命探しましたよ(-_-;)
*なぜ、JAL限定だったのか…
私の友だちが、JALの客室乗務員だったんです。
中身はサバサバした楽しい子ですが、見た目は派手目な美人。
元夫は、彼女がすごいお気に入りでした。
結婚する前のこと。
元夫と食事をしているときに、彼女から電話が来ました。
翌日、彼女と一緒に遊ぶ約束をしていたのですが、風邪を引いて熱が出たから延期して…とのこと。
それは大変!お大事にね!と電話を切ったのですが、そのことを話すと、「すぐ行くぞ!」
彼女は1人暮らしをしていたので、困っているに違いない、お見舞いに行こうって。
いやいや、住所は知っているけど家には私も行ったことないし、寝込んでいるときに来られても逆に困るでしょ…
でも、とっとと食事を切り上げ、車に戻り、カーナビに住所を入力しています。
途中でドラックストアに寄り、風邪薬、冷えピタ、栄養ドリンク、ポカリ、水、食べ物などをしこたま買い込み、家に向かいました。
ま、一人暮らしの女性の家にズカズカと上がり込むほど非常識ではなかったので安心しましたが。
私に買ったものを持たせ、部屋に行くよう指示。
家の前まで来たから、ちょっと荷物だけ受け取ってくれる?と電話すると超驚いてましたが、手渡しすることは出来ました。
私も心配だったし、私の友だちを大切にしてくれるのは嬉しいのですが、彼女限定なんですよね( ̄▽ ̄;)
ほかの友だちや私にも均等に同じような態度だったら、ウェルカムなんですけど。
その彼女が、この期間のハワイ便だったら乗れるかも…と言ったひと言、それでJAL限定が条件になりました。
*新婚旅行先での元夫の行動
結局、友だちが勤務する飛行機には乗れなかったんですが、ハワイで待ち合わせをして一緒に食事をすることは出来ました。
そりゃもう、大喜びの元夫。
そのとき、「茉季より先に出会っていたらなぁ」と言ったのは聞き逃しませんでした(ー_ー)
後日、それを彼女に伝えたら、「え~超無理!絶対ヤダ~、少しも好きなタイプじゃないし…」ですって。残念でした( ̄▽ ̄;)
この旅行中、なんと1回も元夫と2人だけで夜ご飯を食べませんでした。
なぜなら、元夫の友だち夫婦が現地でレストランをやっていて、毎日そこへ行ったから。
内輪の思い出話で盛り上がって、仲間に入れない私。
観光も、毎日その夫婦が車を出してくれたので、有難いのですがあまり楽しめませんでした。
友だち夫婦と元夫は、かなりのゴルフ好きなので、しまいにゃせっかくハワイに来たんだからゴルフに行きたい!と言い出す始末。
私はゴルフはできません。
どうぞ、3人で行ってきて、と言うと、大喜びで2日連続でゴルフ三昧。
ずっと放っておかれた私は、免税店をブラブラ、ホテル内をブラブラ、まぁ1人でぶらぶらしてるほうが気楽で楽しかったですが…(^_^;)
*初めての、義父グッジョブ!
そんなこんなで、あまり楽しめなかった新婚旅行。
最終日には体調まで崩してしまい、踏んだり蹴ったりでした
時差ボケも重なって、ふらふらで成田空港についたら、空港職員からメッセージが。
お迎えの車が到着しております!?
なんと、義父が車を寄越してくれていたんです。
熱が出て本当に具合が悪かったので、これは初めて義父グッジョブ!と思いました
まぁ今回だけでなく、海外旅行のときはいつも迎えの車があるとのこと。
どれだけ過保護なんだ…とも言えますが…(^_^;)
結局、元夫が友だちに会いに行く定期的な旅行に私も着いて行った感じで、新婚旅行らしさはありませんでした。
でもハワイはとても素敵な所だったので、もう1度行って思い出を上書きしたいと思ってます。
死ぬまでにしたいことの1つは、「ハワイに行く」かな。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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