ご好評いただいている…のかな(^_^;)…「実録・ネタのような結婚と離婚」シリーズ
昨日は、新婚生活の衣食住の「住」だったので、今日は「食」編です。
子どもが出来る前なので、2人分の食事を毎日せっせと作っていたんですが…
*男子厨房に入らず
私の元夫は、キッチンにはほとんど入りませんでした。
夕食の準備が出来て、テーブルに並べ、「温かいうちに先に食べて」と言います。
そして、ちょっと片付けをしてテーブルに行くと、テレビを見ていて一切手を付けてません。
てっきり待っててくれたんだと思って「先に食べてて良かったのに」と言うと、心底呆れたような顔で私を見て、ひと言。
「箸っ」
ご飯も味噌汁もよそって、醤油やドレッシング、取り皿も全部用意して、箸だけ出し忘れてました。
「あ、ごめん。お待たせ」と渡すと、チッと舌打ちしながら受け取り、
「ったく、いちいち言ってやんなきゃ分かんねーのかよ」
いや、バラエティ番組をぼーっと見てただけなんだから、箸ぐらい自分で取りに行ってくれればいいのに…、と思っても言えませんでしたが。
当然、洗い物もしません。
キッチンに近づくのは、自分が飲みたいものを冷蔵庫に取りに行くときだけです。
*ご飯を残して、おもむろに作り出したのは…
もともと、長い間ひとり暮らしをしていたんですから、ひと通りの家事は出来るはずです。
ある日、熱を出し寝込んでしまったため買い物に行けず、冷蔵庫の中にあったもので焼きそばを作りました。
オタフクソースで味をつけて、野菜をたくさん入れて。
それだけじゃ申し訳ないと思って、卵スープも作りました。
一応、自分で味見をしてみたら、普通においしかったと思います。
「こんなのしか作れなくてごめんね」と言って食卓に出すと、無言でひと口。
で、次の瞬間、
「ごちそうさん…」
え?なんで?ほとんど残ってるのに?
って動揺していると、おもむろにお湯を沸かし、カップラーメンを作り始めたんです。
「インスタントのほうが、100倍うまい」だそうです。
だったら、体調を崩してるって知ってるんだから、今日はカップラーメンでいいよ、とか言ってくれればよかったのに。
それ以来、食卓に並ぶおかずの味が気に入らないと、無言で食べるのをやめて、カップラーメンを食べるようになりました。
*夫を愛してますか?(ブログ村テーマ)
*外面は驚くほどいい人
お湯を沸かしてカップラーメンを作るようにはなっても、片付けは一切しません。
食べ残しはそのまま、食べ終わったカップラーメンもそのまま。
ある日、私の学生時代の友だちが、新居に遊びにくることになりました。
私が友だちや家族と会うことは嫌がりましたが、例の客室乗務員の子もいたので、元夫も了承してくれました。
食べ物をみんなで持ち寄って、私はみんなのリクエストで麻婆豆腐を作りました。
最初は同じ食卓についた元夫。
さあ、食べよう!とみんなが取り皿に食べ物を取って食べ始めたとき、麻婆豆腐をひと口食べた夫が、急にその大皿を持って立ち上がり、キッチンへ入りました。
一同キョトンです。
すると、鍋に麻婆豆腐を戻し、何やら調理しているもよう。
しばらくして、大皿を食卓に戻し、
「ごめんね。彼女ちょっと料理が得意じゃないんだ。味がおかしかったから直した。もう大丈夫だから安心してどうぞ」
食べてみると、なんだかやたら香辛料がキツイ。
よく言えば本格的?
でも正直まずくなった気が…
もしかして、私の味覚だけが変なのかな、とみんなの顔をうかがうと、微妙なひきつった笑顔で、おいしいね~とか言ってるし。
あとで聞いてみたら、あれは本場の味なのかな?私は最初のほうが良かったけど、って。
その後、ひと通り食べ終わったら、なんと元夫がテーブルの上のお皿を片付け始めました。
みんなが慌てて、あとで手分けしてやるから大丈夫だよ、と言うと、満面の笑顔で
「せっかく久しぶりに会ってるんだから、気にせず楽しんで」
ぞぞぉーーーっ、背中に悪寒が走りましたよ。
でも友だちは、優しくて羨ましい~なんて言っていました(-_-;)
私の前では洗ったことなんて1度もない食器を洗い、コーヒーを入れてくれたりして、散々素敵な人を演じた夫。
みんなが帰った瞬間、いつもの顔に戻り、
「いつもと違って、これが完璧な食器の洗い方だから」
これって何ハラ?
何かハラスメントの仲間ですよね。
当時はセクハラ以外のハラスメントは浸透してなかったので、離婚調停のときに話題にしませんでしたが、もっと調停員さんに伝えれば良かったなと思います。
でも、この超絶な外面の良さのおかげで、世間体を気にして養育費は欠かさず振り込んでくれてると思うので、まあ、良しとしますか…(^_^;)
次回は、衣食住の「衣」編をお送りします!乞うご期待!?
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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