「実録・ネタのような結婚と離婚」シリーズ
今日は、結婚して半年ちょっと過ぎたある日、私の身に起きた事件?の話です。
このとき、私は妊娠5ヶ月目に入ったところでした。
*つわりが重い私が言われた言葉
最初の頃はつわりが重く、家事がままならなかった私。
特に食べ物の匂いで吐き気がひどくなるので、食事を作ることが苦通でした。
そんな私がよく言われていた言葉。
「こっちは外で働いてるんだ。タダ飯食べてないで少しは自分の仕事をしろ」
まぁ、似たような境遇の方の話ではよく聞くセリフですよね…( ̄▽ ̄;)
でも、こんなセリフがかわいく思えるような出来事がありました…
*妊娠5か月のときに起きたコーラ事件
妊娠5ヶ月に入り、つわりも落ち着いて、家事もなんとか通常モードになっていました。
そんなある日、食事の後、お風呂の準備をしていると、テレビゲームをしていた夫が冷蔵庫を開けてひと言
「コーラは?」
今日は牛乳を買って荷物が重くなっちゃったから、コーラは明日買う、と言うと
「は?今飲みたいんだけど」
時計を見ると夜の12時過ぎ。
確かに駅前のスーパーは1時までやってますけど。
当時住んでいた家は、駅からすぐの距離でしたが、なだらかな坂の上にありました。
重いものを持って坂を上るのは、妊娠5か月の身にはなかなか辛いものだったんです。
でも、
「スーパーまで道は明るいし、人通りも多いし、大丈夫でしょ?」
と見当違いのことを言う夫。
仕方なく買い物に行きました。
リクエスト通り1.5リットルのペットボトルを2本、両手にぶら下げてゆっくり坂を上って帰って来たんですが…
*お腹に異変!どうしよう…
帰宅後、お腹に異変が…
カチカチに張ってすごく痛い。
痛くて不安がる私に
「大袈裟だな、買い物に行ったくらいで何のアピールだよ。寝てりゃ治るだろ」
とお構いなしにゲームを続ける夫。
横になっていても少しも痛みが引かないので、どうしよう、痛いよ、と訴えると
「妊娠したことなんかないから、俺に聞かれても分かるわけないだろ」
と身もふたもない返事。
普段は実家へ電話すると嫌がるのですが、このときは母に電話することを了承してくれたのでかけると、
「何してんの!すぐに病院に行きなさい!」
と怒られました。
*思った以上に大変な状況だったのに…
病院行きなさいって言われたと伝えると
「こんな夜中にやってるわけないだろ」
試しに近所の産婦人科に電話をすると、
「すぐに来てください。1人じゃ危ないから旦那さんにも一緒に来てもらって」
その通りに伝えると
「はぁ?なんで俺も行かなきゃいけないの?まじかよ~面倒くせぇ」
でも外面がいい夫は、着替えて一緒に病院へ行ってくれました。
いや、さっさと私の前を早足で歩いていただけですけど。
診察をした先生の顔が曇ります。
夫と私の2人に向かって
「赤ちゃんがだいぶ落ちてきてます。できれば今すぐ、それが無理なら明日の朝一番で出産する予定の大学病院へ行ってください」
帰り道、「どうしよう」と泣きそうな私に夫は、
「明日仕事で早いのに、今から行くとかないよね?朝になってから1人で行けるでしょ?」
カチカチのお腹を抱え、痛みと不安で眠れない夜の長かったこと。
*終わりの始まり
翌朝、いつもと変わらず会社へ出かける夫を見送ってから、満員電車に揺られて2時間。
里帰り出産する予定だったので、実家の近くの大学病院へ行きました。
診察の結果、切迫早産でそのまま即入院。
その夜、病院に呼ばれた夫と私の両親に先生が言った言葉は…
「危険な状態です。もし今生まれてしまったら赤ちゃんの命は保証できません。万が一に備えますが、一応覚悟はしておいてください」
私がいない所で説明をされたそうですが、それを聞いて泣いている私の母の横で、夫はぼーとした顔で「はぁ~」と気のない返事をするのみだったとか。
(別居後、私の父が教えてくれました)
さらに何を言うかと思ったら、
「じゃ、明日仕事なので…」
と、さっさと帰ってしまったそうです。
私の病室にもチラッと顔を出しましたが、
「そんなにひどかったなら言えよ」
俺が恥かいただろ、と言わんばかり…
「病院にいれば医者がいるんだから大丈夫でしょ。俺がいても意味ないから帰るわ、明日早いし」
不安で泣きそうな私を前にして、優しい言葉のひとつもないんかいっ!
このとき、この人とやっていく自信ない…と思いました。
薄々は気づいていましたが、この結婚生活は長くないな、とはっきり予感した日でした。
ま、私だけでなく私の両親も、あんな奴とは別れればいいのに、と思ったそうですが(^▽^;)
子が子なら親も親。
出産した私に、義父が言い放った言葉などは明日書くので、よかったらまた来てください(*^-^*)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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