シンプルに生きたいだけなのに

家計も体型も膨らむばかり…いらないものをそぎ落として、シンプルに生きたいだけなんです。

入院中の病院で遭遇した、その後の子育てに大きく影響した出来事…

切迫早産で4ヶ月入院していたとき、ショックな場面に遭遇しました。

ものすごく悲しくて、その後の私の子育てに大きく影響を与えた出来事だったんです。

*病院の中を散歩していると…

微弱陣痛がずっと続いて、いつどんな刺激で生まれてしまうか分からなかったので、立ち歩くことは極力控え出来る限り安静にしていました。

それも、32週になったら終わり。

点滴からも解放され、自由に動けるようになりました。

でも4か月近く寝たきりだったので、本当に足が弱くなっていて、手すりにつかまらないと階段を登れない状態に(@_@;)

こりゃ大変だ…と、外来が終わり面会時間も過ぎた夜、病棟の中を散歩していたんです。

その日も、いつもの日課で大きなお腹を抱えながら、ゆっくりと階段を上ってました。

*産婦人科の上の階

私が入院していた産婦人科の上の階は、小児科の病棟でした。

面会も夕食も終わって、いつもは静かな時間です。

ですが、その日は違っていました。

階段の踊り場にいる私の所まで、泣き叫ぶ女の人の声が聞こえてきたんです。

何ごと!?と廊下を見てみると、病室の前に私と同じくらいの年代の女性が男の人に抱きかかえられ、泣き崩れていました。

先生や看護師さんも、慌ただしく動き回ってます。

邪魔になってはいけないと、階段を降り始めたんですが、そのとき聞こえてきた言葉が…

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*この出来事がキッカケで…

「もっと早く連れて来てあげればよかった、ごめんね」

その日、赤ちゃんの元気がないなと思っていたのに、熱もないし、病院も終わっている時間だから、明日まで様子を見ることにしたそうです。

そうしたら、夜になって急変。

慌てて夜間救急に駆け込んだのですが、遅かったそうです…

その話を聞いて、ものすごくショックでした。

本当に悲しかったです。

赤ちゃんはどこが痛いとか具合悪いとか、自分で説明することが出来ません。

毎日見ているお母さんが、なんかいつもと違う、と思ったら、きっと何かが起こっているんです。

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この出来事があったので、私は出産後、子どもに何か異変があったら、すぐにタクシーを飛ばして夜間救急のある大学病院へ連れて行きました。

重病な患者さんで混み合っていて、先生にはなかなか診てもらえないこともありますが、看護師さんが先に診てくれます。

看護師さんが、先生に診てもらったほうがいいか、翌日の外来まで待っても問題ないか、判断してくれます。

看護師さんが大丈夫だと言ってくれれば、安心できますし。

もう少し早く診てもらっていれば…と後悔することだけは、絶対に避けたかったので…

元夫は、明日の仕事が早いとか睡眠不足になるとか、そんな理由で夜中に車を出してくれたことはありませんでした。

騒ぎすぎだとか大袈裟だとか非難されましたが、あの日小児科病棟で聞いたお母さんの泣き叫ぶ声を聞いた私には、大袈裟だとは思えませんでしたから。

なによりも優先すべきは、赤ちゃんの命ですからね。

医療機関、病院、医院、診療所

妊娠・出産エピソード

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