「実録・ネタのような結婚と離婚」シリーズ、離婚へのカウントダウン編です。
離婚という言葉が出た翌日には別居したのに、そこから実際に離婚が成立するまで、1年もかかりました…
*調停が長引いた理由
ひとことで言うなら、元夫がお金を出したくないと言ったから。
いろいろ条件をつけて、なんとか私へ渡すお金をゼロに近づけようと、1年の間にすごい小細工をしたんです。
*元夫の結婚前後のお財布事情
結婚してすぐの新居は、義父が社長をしていた会社の社宅という形で、家賃も水道光熱費も全部義父の会社が払ってくれてました。
家計は元夫が管理して、生活費として私が受け取っていたのは、当初は月5万円、子どもが生まれてからは7万円のみ。
同じ会社に勤めていたので、だいたいの給料は分かります。
毎月20万円近くが夫の手元に残っていたハズです。
結婚と同時に会社は辞めるように言われたので、その後の詳細な状況は分かりませんが、年2回のボーナスは合計100万円は下らないはず。
財形や持ち株も給与天引きでしていました。
さらに、義父の会社からも毎月お給料という名目で、お小遣いをもらっていました。
そんな生活が2年弱続き、子どもが1歳になったときに生活が一変、都落ちをすることに。
*離婚調停のとき、家庭裁判所で驚きの証言!?
家庭裁判所で、現在の保有財産を申告しました。
あくまで自己申告ですが、これがびっくり!
相手方の申告、預貯金なしだったんです。
会社の財形は?持ち株は?
さらに預貯金だけでなく、動産、不動産もなしとなってます。
不動産は分かりますが、車は?就職祝いに義父に買ってもらったという、500万円以上するという外車は?
元夫が「離婚」という言葉を言うきっかけとなった「私&子どもvs車、どちらかを選んで事件」
車を手放したくないから、離婚にまで発展したんです。(それだけが理由ではないと思いますが…)
なのに、車は持っていないですって!?
家庭裁判所の調停員さんによると、車なんてとっくの昔に手放しているとか、財形や持ち株はとっくの昔に解約してすでに現金はないとか…
大嘘だ!と訴えても、向こうの弁護士さんが車も預貯金もないと証明?したとかなんとか…
なので財産分与できるものはなし。
養育費は、相場の最低ラインが月2万円だとかで、2万円以上は払えないと訴えたそうです。
それも最初は年20万円と値切ってました。
?
*元夫が一族を巻き込んでやった小細工とは
後から聞いたところによると、車は名義を義姉の旦那さんに変えて売ったことにしたそうです。
財形と持ち株は本当に解約して現金化し、車を売ったお金と合わせて全額、義父に返済したことにしたそうです。
義父に借金なんかなかったですけどね。
私には1円たりとも払いたくない、養育費も可能な限り安くする、そのために弁護士の力を借りて1年間でこんな小細工をしてたんです。
どれだけ訴えても、養育費を年額20万円じゃなく月2万円にするのが精一杯でした。
調停員さん曰く
「最低限でも確実に養育費をもらえるようにしましょう」
って。
お金に関することは、ほぼ元夫側の意見が通ったのですが、それ以外は私の意見が通るよう頑張ってくれたので調停員さんには感謝してます。
幸いなことに、毎月2万円の養育費は今までちゃんと払ってくれてますし。
それにしても、就職祝いにポンと500万円以上の車を現金で買っちゃうような義父も、一緒になってこんな小細工をしてたなんて…
まぁ実際のところ、このころ義父の会社は倒産寸前だったそうなので、向こうも必至だったのかな…(^_^;)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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