お正月におせち料理、節分に恵方巻、土用の丑の日にはうなぎ…
企業の販売戦略に踊らされている感満載のものも中にはありますが、無病息災を願って家族と一緒に同じものを食べるって、幸せなことだと思うので大賛成です♪
でも、七夕にそうめんは知りませんでした(^_^;)
*七夕にそうめんを食べる由来
中国では「7月7日に索餅(さくべい)を食べると1年間無病息災で過ごせる」という言い伝えがあるそうです。
その由来は、
「7月7日に死んだ皇帝一族の子が鬼となって熱病を流行らせた。そこで、その子の好物だった索餅を供えて祀るようになった」
という伝説だとか。
西暦927年、宮内の儀式・作法を集めて編纂された「延喜式」に、旧暦7月7日の七タの儀式に索餅が供えられたという記述があるそうなので、平安時代には中国から伝わった索餅が、宮内の七夕行事に欠かせないものになっていたんですね。
この索餅がそうめんへと変化し、七夕にそうめんを食べるようになったということです。
索餅ってどんなもの?と調べてみたら、島原の「そうめんの山道」というお店のホームページに似たものが掲載されてました。
どこが、そうめん!?
でも、この索餅が日本のそうめん・うどんなど麵文化の始まりなんですって。
こちらのお店のホームページにいろいろ詳しく説明されていて、おもしろいです。⇒島原「そうめんの山道」
*そうめんに色のついたものが入っている理由
いくつかの理由があるそうですが、「5色の短冊」と同じで陰陽五行説の五色(ごしき)に由来する厄除けの意味が込められている、という説もあるとか。
無病息災を願って食べるなら、この説が一番ぴったりな気がします。
本来なら「青・赤・黄・白・黒」の五色を揃えるのですが、簡略化されいずれかを用いることが多くなったそうです。
でも、そうめんに入っている色付き麺ってピンクや緑が多くないですか?
ピンクは赤、緑は青ってことでいいのかな…(汗)
*育ちざかり男子は、シンプルそうめんじゃ納得しない…
夏の暑い日、食欲がなくてもそうめんなら食べられる、夏バテ防止には非常にありがたい食品なんですが、10代男子には不評です。
あっさりしすぎて物足りないって。
なので、育ち盛り男子の胃袋も納得させる、さらに厄除けの5色も揃えられる、ガッツリ系そうめんを探した結果、なかなかよさげなレシピを見つけました(^^)v
【作り方】
まずは肉味噌を作ります。
この分量は2人分となってましたが、わが家の2人分はこの倍です。
合挽き肉 100g
なす 1/2本
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
酢 小さじ1
甜面醤 小さじ1
おろしにんにく 1cm
おろししょうが 1cm
ひき肉をよく炒めてからナスを加え、残りの調味料を入れて終わり。
簡単です。
そぼろでもいいんですが「黒色」をなすで表したかったので、なすの肉味噌にしました。
茹でたそうめんに、肉味噌をどっさり乗せ、その上に半熟に焼いた目玉焼き、横にレタスとトマト、最後にめんつゆを適量かけて出来上がり♪
青…レタス
赤…トマト
黄…卵
白…卵
黒…なすの肉味噌
ちゃんと5色も揃いました。
これで、満足してくれるかな…
念のため、白米も準備しておいたほうがいいかな…(^_^;)
今年の七夕の夜ごはんは、肉味噌そうめんに決定です♪
*年中行事
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