今日4月19日は、今年4回目の満月です。
その名も「ピンクムーン」
ただし、ピンク色の月が見られるわけではないようです…
＊ピンクムーンとは？
「ピンクムーン」は、4月の満月の俗称。
春といえば桜だから？と思ったら、ブー不正解(^^;)
アメリカでは、ちょうど今ごろ、ピンクのフロックスが見頃を迎えるからだそうです。
日本では、フロックスの仲間の芝桜が有名ですよね。
これからが見ごろなので、富士本栖湖の「富士芝桜まつり」では富士山とのコラボ、埼玉県秩父市の羊山公園「芝桜の丘」や千葉県袖ケ浦市の「東京ドイツ村」などでは丘一面のピンクの絨毯を楽しめます。
花の色が由来なので、実際に血のような色になる「ブラッドムーン」とは違い、ピンクムーンは月がピンク色になるわけではないそうです(^▽^;)
＊ピンクムーン以外の4月の満月の別名
4月の満月の呼び方は、他にもたくさんあります。
＊フィッシュムーン（Fish Moon）
→魚の満月、シャッド（ニシン科の魚）が産卵のために川を遡る頃だから
＊ヘアムーン（Hare Moon）
→野ウサギの満月
＊スプラウティンググラスムーン（Sprouting Grass Moon）
→萌芽の満月、草花が萌えいずる季節だから
＊シードムーン（Seed Moon）
→種の満月、中性のイギリスでの呼び名
＊プランターズムーン（Planter's Moon）
→種まき人の満月、植民地時代のアメリカでの呼び名
＊サプランニングムーン（Sap Running Moon）
→樹液の満月、メープルシロップを作るころだから
などなど、それぞれ季節感があっておもしろいです(*^-^*)
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＊イースターと満月の関係
最近、日本でも名前を聞くようになった、イースター（復活祭）。
イースターの日は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日と決まっているので、毎年変動します。
ちなみに今年のイースターは、今日が満月なのであさっての日曜日、4月21日。
なので、今日の満月は「エッグムーン（Egg Moon）」とも呼ばれます。
ただし、毎年4月の満月がエッグムーンというわけではなく、イースターが3月にある年もあるので、その場合エッグムーンは3月の満月の別名となります。ﾔﾔｺｼｲ(^▽^;)
＊他の満月の名前
「ピンクムーン」の名付け親は、ネイティブ・アメリカンの人々だと言われています。
ネイティブ・アメリカンは、4月だけでなく、毎月の満月にこのような名前をつけています。
1月 狼の月（Wolf Moon）
2月 雪の月（Snow Moon）
3月 足のない虫の月（Worm Moon）
4月 桃色の月（Pink Moon）
5月 花の月（Flower Moon）
6月 苺の月（Strawberry Moon）
7月 牡鹿の月（Buck Moon）
8月 チョウザメの月（Sturgeon Moon）
9月 収穫の月（Harvest Moon）
10月 狩人の月（Hunter’s Moon）
11月 ビーバーの月（Beaver Moon）
12月 冷たい月（Cold Moon）
日本風にワビサビでお月見を楽しむのも、アメリカンな気分で満月を見上げるのも、それぞれ良き良き(*^▽^*)
ちなみに、ピンクムーンを見ると幸せになれるとか、恋愛運がアップするとかしないとか…
今夜は空を見上げて、満月を探そうと思います(^^♪
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