2018年1月に「つみたてNISA」の制度が始まって1年が経ちました。
NISAを利用して、投資を始めたという方も多いと思います。
でも、預貯金だけでは財産は守れない!投資することも大事!と言われても、投資未経験者や初心者には、なんで?と思う人も多いですよね。
私もその1人だったので、ざっくり簡単に説明できるよう、調べてみました。
*資産を守るために、なぜ投資が必要なの?
投資って、株や投資信託を買うこと。
それって元本保証ではないから、損する可能性もある商品です。
損するくらいなら、たとえ0.01%でも確実に金利が付くほうがいいに決まってる!と、銀行などへ預けることを選ぶ人も多いと思います。
でも、金利分が増えてると思いきや、実は資産は目減りしてる!?
なぜなら、物価が上昇してるから。
昔は、物価の上昇率よりも預貯金の金利のほうが高かったから、資産は少しずつ増えましたが、今は超低金利時代。
物価の上昇率に金利が追いつかず、どんどん置いていかれ、結果、資産は減っていくのです。
簡単にざっくり例えて言うと…
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10年前、缶ジュースは100円で買えました。そのとき100円を銀行に預けたら、10年後には利息が付いて150円になりました。
今、缶ジュースは120円。銀行には150円。10年前と同じ缶ジュースを買ったら、30円の資産が残りました。
今、缶ジュースは120円。銀行に120円預けました。預けた120円は10年後、利息が付いて130円になりました。
10年後、缶ジュースは150円。銀行には130円。今と同じ缶ジュースを買うには、20円足りないので買えません。
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…こんな感じです。
銀行などに預けているだけでは、見た目の金額は減りませんが、物価が上がってしまうので、資産はどんどん目減りしていくということです。
その点、株価などはそのときの市場に連られて動くので、比較的リスクの低い商品を選んで投資すれば、資産の目減りを防げる可能性が高くなります。
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*比較的リスクの低い商品って?
それなら投資も考えるから、その比較的リスクの低い商品を教えてよ、と言われたら、すみません、プロじゃないので分かりません(^▽^;)
ただ、素人なりに調べて、バランス型の投資信託がいいんじゃないかな~とは思います。(あくまでも自己責任となりますが…)
ちなみに私は、
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・大和-iFree 8資産バランス
・ニッセイ-インデックスバランスF8資産均等型
最初はこれらを検討し、NISA口座で積み立て購入することから始めました。
その後、試行錯誤しながら、現在はこの3つに。
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・SBI-SBI・先進国株式インデックス・ファンド
・レオス-ひふみプラス
新興国、先進国、日本の株式に分散投資しています(*^-^*)
*「一般NISA」と「つみたてNISA」の違い
実際に投資を始めるなら、NISAがおすすめです。
NISAとは、少額投資非課税制度のことで、ざっくり言うと、金融業界の免税店?みたいなもの。
通常は、利益が出ると20%の税金を取られますが、NISA口座に預けていればTax Free (^^)
2014年1月にスタートした「NISA」と、2018年1月からスタートした「つみたてNSA」の2種類あり、この2つは同時には利用できません。
それぞれ、投資した金融商品の値上がり益や配当・分配金などが非課税になるのは同じですが、その限度額・期間・購入可能な商品が違います。
NISA…年間120万円まで、5年間、個別銘柄、REIT、ETF、投資信託など幅広い投資対象から選択可能
つみたてNISA…年間40万円まで、20年間、あらかじめ決められた、主にインデックス型の投資信託のみが対象
…で、どっちがいいの?と言われたら、人それぞれと答えるしかありません(^^;)
「子どもの将来に向けて、貯蓄代わりに投資を」という人の場合は、長期投資なので「つみたてNISA」。
「余裕資金で積極的にお金を増やしたい」という人なら、非課税枠が大きくて、株にも投資できる「一般NISA」がニーズに合ってると思います。
私は、優待・配当目的の株も購入しているので、一般NISAを利用しています。
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*イデコはどお?
このほかに、個人型確定拠出年金、通称「iDeCo(イデコ)」という、自分で作る年金制度もあります。
政府はかなり推してますが、こちらは60歳まで解約も引き出しも不可。
長期間、資金を拘束されてしまうので、私は利用してません。余裕資金じゃないので…^^;
さらに、iDeCo加入時には最低でも2777円、運用期間中は月額167円の手数料がかかります。(金融機関によっては、もっと手数料が必要な場合も…)
5,000円から利用できますが、そうすると手数料の割合が3%以上となり、バカになりません。
ただ、こちらもNISA同様、利益は非課税ですし、節税できるという大きなメリットはあります。
途中で休止・再開することは可能ですし、老後資金を確実に貯めたい人や納税額が多い人にはオススメだと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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