断捨離を進めるために、今年からメルカリを始めました。
ところがこのメルカリの世界では、今まで常識だと思っていたことが通用しなくて、何が常識なのか分からなくなる出来事がよく起こります。
*メルカリのデメリット
メルカリでは服やアクセサリー、本などを売りました。
リサイクルショップに持って行くよりも、はるかに高く売れることが多いので、これからも部屋を片付けるたびに出品すると思います。
でも出品者側からすると、メルカリならではのデメリットもあります。
それは、どんな人に買われるか分からないこと。
自分が購入する立場のときは、欲しいものを見つけてもすぐに買うことはせず、必ずその出品者が他に出品しているものと、評価を確認することにしています。
なぜなら、こんなことがあったから…
*出品者を確認し、購入をやめた例
新品タグ付きのユニクロの服を見つけました。
メンズでしたが、私は背が高いのでメンズもよく買います。
新品なのに格安だったので購入したいと思ったのですが、購入する前にその人の他の出品商品も見てみました。
もしユニクロの服をたくさん出品していたら、複数購入することで値下げ交渉できるかな~と思ったからです。
がっ!開いてビックリ!出品ページが18禁だらけでいかがわしさ満載(>_<)
なんとなくその人に個人情報を知られるのは嫌だったので、買うのをやめました。
それ以降、購入前には必ず出品者の情報を確認するのですが、出品側としては、値段交渉などをされない限り、購入者を事前に知ることはできません。
”あなたの商品が購入されました”とメッセージが届くたびに、どんな人に買われたのかドキドキです。
買った人のプロフィールを見て不安しかない場合でも、取り引きをしないといけないんですから。
ほとんどの人とは問題なく滞りなく、取り引きを終了することができます。
ですが、「私が信じてきた常識って、実は間違いだったの!?」と思ってしまうような、不思議な人と出会ってしまうこともあります。
*メルカリ事件簿 その①
スカーフを出品したときのこと。
有名ブランドの大きな正方形のスカーフで、そのブランドのホームページを見ると、商品の紹介で1辺の長さは90㎝となっています。
ですが品物によって、88cmくらいだったり93㎝くらいあったりと多少の誤差はあるようです。
なので、私は商品説明欄に、”およそ90㎝四方”と記載しました。
それを購入された方に送ったところ、説明と大きさが違うから返品したいと連絡が。
そんなはずはないので、どれくらい大きさが違うのか確認すると、91㎝×92㎝とのこと。
それくらいの誤差はあると思いますと返事をすると、そんなことはどこにも書いてないと言うので、およそ90㎝と書いてます、と答えたら、
「常識的に”およそ”の範囲は、プラスマイナス1㎝までです。周りの人に聞いてもみんなそう言ってます!」
そうだったんですか!?知りませんでした。さらに、
「引っ張ったら、95㎝もあります!説明よりも大き過ぎます!私は90㎝四方のスカーフが欲しかったので、こんな大きなものはいりません!」
いや、引っ張らないで…とは言い返せませんでした。(^^;)
それが常識だという人を説得することは難しいです。
このときは間にメルカリ事務局が入ってくださり、返品時の送料を負担してくれることになったので、返品に応じて取り引きを中止しました。
*メルカリ事件簿 その②
セーターを出品したときのこと。
ユニクロでセールになっていたのですが、いつものサイズが売り切れていて仕方なく1つ小さいものを購入しました。
でもやっぱり小さかったので、タグ付きのまま未使用として出品しました。
それを購入された方から、商品を受け取ってすぐに「未使用品ではないですよね?」とメッセージが。
家で試着したらサイズが合わなかったので、タグを外さず出品しました。1度試着したのみで未使用ですよ、と返事をしたら、
「試着したってことは着てるじゃないですか!中古品なのに未使用って嘘の説明をしたんですね!」
え!?嘘をついたつもりはなかったんですが…
それなら、ユニクロの店舗で販売しているものも、だれかが試着室に持ち込んだものは全て中古ってこと?
さらに、毛羽立ちがひどくて毛玉もいっぱいあると言うので、梱包したときは毛玉なんてありませんでしたと伝えると、裏側だから気づかなかったんでしょ、と。
でも、返品したいとは言わず「これで我慢するので、値引きしてください」とのこと。
1,500円で販売したのに、500円が妥当だから1,000円返金してと言ってきました。
手数料10%と送料450円を引かれるので、900円しか残らないのですが…
マイナスになってしまうので返送してくださいと言うと、急に受け取り評価をして取り引きを終了しました。
私への評価は”普通”になっていました。
この人の評価を見ると、難癖をつけて値下げ要求されたという人が複数いました。
どうやら常套手段だったようです。
出品者は返品を嫌がるので、仕方なく値引きに応じる人が多いのではないでしょうか。
毛玉や毛羽立ちは値下げ要求のための言いがかりで、返品すると嘘がバレるので諦めて取り引きを終了したんじゃないのかなと思います。
*メルカリ事件簿 その③
K18のアクセサリーを出品したときのこと。
ブランドもので、購入時はそこそこの値段だったんですが、定価の5分の1ほどで出品しました。
同じものが過去にたくさん取引されていたので、相場よりやや安いくらいに設定したんです。
それを購入した方から「重さをはかったら今日の金の価格よりも高いから、差額を返金して」と言われました。
金の価格だけでなく、ブランドの価値もありますから…と説明すると「中古品になるとブランドの価値はなくなるって常識でしょ!」と。
差額の返金は出来ないので返品を承ります、送り返してくださいと言うと、何事もなかったかのように受け取りボタンを押し、取り引きを終了されました。
直後、そのアクセサリーは、私が出品したときの写真をそのまま使って、1.5倍くらいの値段で出品されてました。
いろんな体験談があります⇒メルカリを楽しもう
*出品者としての防衛策
価値観が違う人はたくさんいます。
自分が思う一般常識が通用しない人もたくさんいます。
なので不思議な人に遭遇してしまった場合は、諦めるしかないかもしれません。
それでもトラブルを少しでも回避するために、私は以下のような内容を説明欄に書くようにしました。
・汚れや傷があったら細かく明記する。
・「新品だとしても、1度人の手に渡った時点で中古品です」と書く。
・サイズは出来るだけ正確に測り、それでも「多少の誤差はご了承ください」と書く。
・かなり美品でも「美品だとは思いますが、見落としがあるかもしれません」と書く。
面倒かもしれませんが、自分を守るためです。
これらを書くようになってから、クレームはかなり減りました。(相変わらずたまには遭遇しますが…^^;)
不思議な人たちは、自己防衛をきっちりやってる人には近づかないのかもしれません。
このほかにも不可解なコメントや評価など、おもしろい?ことはたくさんあるので、また書きたいと思います。
こんなことを書くと、メルカリは怖いからやめよう…と思ってしまう方もいるかもしれませんが、大多数の方とは平和に取り引きできているのが本当のところ。
便利で断捨離できてお小遣いにもなるメルカリは、やってみる価値はあると思いますよ。
これからメルカリデビューを考えている方の参考になったらうれしいです♪
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