「実録・ネタのような結婚と離婚」シリーズも、いよいよ離婚編へ突入です(^_^;)
結婚して3年、子どもが2歳になるちょっと前、初めて元夫の口から「離婚」の2文字が出ました。
*「離婚」の2文字が出たとたん、家を出ると決めた
もうすぐ、子どもの2歳の誕生日というある日のこと。
生活がどうしてもたちゆかなくなってきたので、今日こそは勇気を出してお金の話をしよう!と決心した私。
子どもを寝かせてから、大事な話があると切り出したのですが…
結果は、コチラ…(-_-;)
膝を突き合わせて、将来を考えてお金の話をしようとした途端、「離婚を考えている」と言われてしまいました(ー_ー)!!
たぶん、それ以上言うと離婚するぞ的な脅しだったんじゃないかなと思います。
でも「離婚」の2文字を言われた瞬間、ショックよりも
「向こうから言ってくれた!」
という、これで離れられるという、なんだか安堵の気持ちでいっぱいにまりした。
*とりあえず、着の身着のまま実家へ
元夫がお風呂に入るのを待って実家に連絡すると、
「子どもだけ連れて、すぐに帰って来い!」
子どもを抱えての離婚は大変ですが、幸い両親が即受け入れてくれたので、後先考えずすぐに家を出ることができた私。
子どもの着替えなど最小限の荷物だけを持って、電車で2時間。
住み慣れた実家へ帰りました。
その後、ドロドロな紆余曲折、正式に離婚が成立するまで1年ちょっとかかるのですが、このときは、ただただホッとしてました(^_^;)
でも、最小限の荷物しか持ち出さなかったので、1週間後、夫が仕事に行ってる時間にコッソリ荷物を取りに戻ったんです。
*たった1週間で変わり果てていた家!?
まだ、本当に離婚するかどうかちゃんと話し合いもしてない状況です。
(私は、元のサヤに戻る気は1%もありませんでしたが…)
いわゆる「実家に帰らせていただきます」状態。
ほんの少しの荷物だけ持って、実家へ帰っただけです。
なのに1週間後、子どもを親に預け家に戻ってみると…
なんと、キッチンがもぬけの空になってたんです。
結婚したとき、義母から鍋やフライパンなどの調理器具一式と、和食器をたくさんもらいました。
食器の趣味だけは合ったので、ありがたく使わせていただいていたのですが、それらが全部なくなってる!?
いや、別にいらないからいいですけど。
キッチンはどうでもいい、必要なのは子どもの着替えだ!とタンスを見ると、あれ?スカスカ…
よく見ると、プレゼントしてくれたものが全部なくなってました…
義理の姉の子どものおさがりの、ヨレヨレの服までも!
ご丁寧に、私が買ったものだけ残っていたんです。
ここまで徹底してると逆に感心しちゃいました(-_-;)
さらに、子どものオモチャや絵本も、残っているのは私が買ったものだけ。
あれ?プレイステーションもない!?
夫がどうしても欲しいというから、オークションで中古を超格安でゲットしてプレゼントしたもの。
それは私が買ったものではないの?
まあ、いいや。
プレゼントした時点で夫のものだから、持って行けばいいさ。
逆に、夫が私にプレゼントしてくれたものはどうなったんだろう…と、アクセサリーケースを探して中を確認しました。
*婚約指輪は誰のもの?
私が2人分購入したマリッジリングは、2つとも残ってました。
でも…エンゲージリングがない!!!
いや、いらないですよ。
これから離婚しようとしてる人からもらった婚約指輪なんて、海に向かって投げようと思ってたくらいですから…(嘘です^_^;)
後で聞いた話だと、知り合いの店で購入したから、買ったときとほぼ同じ金額で返品を受けてくれたんですって。
いやはや驚きの連続でしたが、いよいよ完全に引っ越すとき、さらにこの上をいく衝撃が待ってました(>_<)
それは、また今度書きたいと思います。
*すっきり断捨離できたってこと?
当時は断捨離なんて言葉はなかったので、物を減らしてもらえてヨカッタ、というところでしょうか。
全部残っていたら、選別するのは大変だったと思います。
プレゼントでもらった、趣味の合わないものはどうしよう…とイチイチ悩んでいたかもしれません。
衝撃的な状況でしたが、セイセイした気持ちになった覚えがあります。
この片づけ?をしたのは、義母と義姉のようですが、ボロボロの中古品まで徹底して持って行く、このモノへの執着…
なんだか私の厄まで持って行ってくれたような気さえしましたよ。
婚約指輪なんて残っていたら、処分に困ってしまったかもしれません。
代わりに断捨離してくれてありがとう。
20年近くも経つと、そんな感謝の気持ちすら湧いてきます。
今となっては、ホントに笑い話ですね(^_^;)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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