「実録・ネタのような結婚と離婚」シリーズ
前回に続き、元夫の口から「離婚」の2文字が出たので、子どもを連れて実家に帰ったときの出来事です。
「実家に帰らせていただきます」状態から、完全別居することになったのですが…
*一時別居から完全引越しへ
子どもが2歳になるちょっと前、離婚という言葉を初めて元夫が口にしました。
その翌日には子どもを連れて実家へ帰ったのですが、1週間後に荷物を取りに戻ったとき、目の前に広がる光景にびっくりしました。
でも引越しのとき、それを上回る驚きの出来事があったんです。
元夫から離婚を言い出したのに、いざ本当に離婚に向けて動き出したら、いろいろ条件を付け始めました。
難航しそうだったので、とりあえず先に引っ越しをすることになったんです。
*結婚生活で使っていた電化製品などの所有権はどっち?
別居した翌月の半ば、今月末に家を明け渡すことになったと連絡がありました。
自分の荷物はすでに運び出したから、残りは私の分だけだそうです。
結婚したとき、向こうの親戚が何かと買うものが多いでしょ、と渡してくれたお祝いの100万円は、元夫が95万円の時計を買ってしまいました。
なので生活に必要なものは、私が祖母に「何かあったときのためにとっておきなさい」ともらったお祝いを使いました。
ベッド2つとダイニングセット、冷蔵庫と洗濯機、電子レンジに炊飯器、テレビにパソコン、電話機、エアコン…
お金は出さないのに口だけは出しまくり。
ベッドは俺1人でセミダブルじゃなきゃダメ、腰を痛めるからマットレスもこれじゃなきゃダメ、と選んだのはベッドが15万円、マットレスが5万円です!
私は安いシングルでいい、と言ったら、同じじゃなきゃおかしいだろって、結局同じもののシングルにし、2つでしめて35万弱。
家電も最新モデル以外には目もくれず、あっという間に祖母のお祝いは消えました。
私は実家に帰ったので電化製品は間に合ってますが、まだ3年しか使ってないから実家のを処分してこっちのを持っていこうか、なんて考えながら家に入ってびっくり!!
電化製品が1つもありません!
ダイニングテーブルもベッドも!
残っていたのは、私と子どもの服と小物類、自分で買った食器くらいです。
あとはなぜか、パソコンラックと電話台とミニチェストが残ってました。
この3つは、夫が独身時代から使っていたものなのに。
*パソコンラックやミニチェストが残っていた理由
子どもにくれたお下がりのヨレヨレの洋服でさえ、自分が買ったものは持って行った義姉と義母が、元夫が買ったものを置いていくとは思えません。
後日取りにくるのかと念のため確認しました。
あと、電化製品はどうしたのかも聞きたかったですし。
すると耳を疑う答えが…
「買い取り業者を呼んで、値段が付いたものは全部売った。残ってるのは処分費がかかるって言われたから、そっちで何とかして」
えっ!私がおばあちゃんからもらったお祝いで買った電化製品、全部売っちゃったの?
すると、売ったお金を渡せって言うとでも思ったのでしょうか、
「最新型を買ったのに、3年たつと二束三文だな。ベッドなんか15万もしたのに1,000円だったよ」
まぁ、私の両親も
「いくら新しくても、あの男が使っていた電化製品なんか使いたくない」
って言ってたからいいんですけど。
それにしても、処分費がかかるものだけ残すって…
義母と義姉も、処分費がかかったって、こっちがお金を出したものは全部持って行くわ!くらいの気概を見せて欲しかったです。
仕方ないので処分費を出して、業者に引き取ってもらいましたよ。
3つで2,000円くらいだったかな。
それくらいの金額、出してくれてもいいのにね(-_-;)
でもおかげさまで、非常に楽な引越しとなりました。
なにせ、大きなものはありませんから、格安の単身パックで間に合いました。
住んでいた場所がなくなり、あとは離婚へ向けて一直線!ですが、そう簡単には進みません。
協議離婚はできず、家庭裁判所に申し立てて調停離婚に向けて動き出したんですが…
その話はまた後日書きたいと思います(^_^;)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
いいね!とクリックしていただけたら嬉しいです♪